竹石尚人さん(青山学院大学陸上部)が留年と話題になりましたがその「留年の真相」を調べてみました。
目次
竹石尚人のプロフィール
↓こちらの記事で竹石尚人さんの経歴やプロフィールを紹介しています。
竹石尚人の驚きの留年理由
去年の第96回箱根駅伝で5度目の優勝をした青山学院大学の竹石尚人さんが留年しました。普通大学って4年生なので卒業して、就職するか大学院に行くかと思いますが竹石尚人さんは留年しました。
なぜ留年したのか・・・それは、
第97回箱根駅伝を走りたい!
という驚きの理由で留年を選択されました。
竹石尚人さんは卒業後は大手生命保険会社に内定があり就職する予定だったのです。ですが、4年生のときに怪我で登録メンバー16人の中に選ばれなかったことから悔しさ&後悔もあったのでしょう、箱根駅伝に出場したい!という熱い想いが『留年』という選択をさせたのでしょう。
留年したということは内定をいただいていた企業は辞退したということでしょう。こういうことってよくあるんでしょうか。びっくりですよね〜!
でも後悔しないよう自分の意志で辞退したということは箱根駅伝も楽しみですね!
竹石尚人の現在の状態
竹石尚人さんも留年したことに対してチームに感謝をしています。現在の状態などはとてもいいそうです。
「チーム、スタッフの皆さんが僕の決断を受け入れ、平等に接してくれた。充実した1年を過ごすことができ、今が一番力がある状態」とコメントしています。
竹石尚人の希望区間
留年をして陸上の集大成として挙げた竹石尚人さんの希望区間は
5区か8区
5区は山上り。
山上りにこだわる理由として考えられるのは、2年、3年のときに箱根駅伝で山の5区を走りました。暫定3位の上位でタスキを受け取りました。しかし竹石尚人さんのペースは上がらず、坂道で次々に他の大学(國學院大学、駒澤大学、法政大学)に追い抜かれています。
自身の結果は区間順位13位とチームには思うように貢献できず、しかも5連覇を逃すという悔しい結果となったのです。
この悔しい経験があるので5区にこだわっているのではと思いました。箱根駅伝で原監督がどの選手を起用するのかが注目ですね。
竹石尚人の数奇な運命
留年を選択した竹石尚人さんですが、本当は留年しないで実業団のある企業へ入りたかったようです。しかし時既に遅しで、、実業団チームに入団する選手はすでに固まっており、実業団チームに入る可能性はほぼ無理だったそうです。それで「留年」を決意したという背景があります。
そして5年生になった今、実業団入りを目指して日々トレーニングに励んでいます。しかしまたまた竹石尚人さんの運命を大きく動かす出来事が。
それが「コロナ」でした。コロナで公式の大会、例えば
出雲駅伝
など実業団にアピールする機会がかなり減り、なんと最初の「就職の道」を再度選択する・・・というなんとも言えない数奇な運命の竹石尚人さんなのです。
まさかの就職です。竹石尚人さんの心境はどうなんでしょうか。もう割り切って就職するという選択を取ったんでしょうけど、あまりにも悲しい。スポーツの世界は華やかであり冷たい世界です。実力のない人、運のない人はだめなのかもしれません。
とはいえこれで諦めないで走るのを辞めないでほしいですね!なんだか応援したくなる運命です。コロナというショッキングな出来事があったのでアピールする機会が減りました。またこの先何が起きるのかがわからない世界です。そして箱根駅伝でいい成績を残せれば実業団から声が掛かるかもしれません。
諦めないで頑張ってほしいですね!
留年しても箱根駅伝って出れるの?
確かに留年してる人って年上ですからその分経験値も上がってるので出れるの?と思いますよね。
答えは箱根駅伝要項に載っていました。
参加資格:2020 年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大 会出場回数が通算 4 回未満である者に限る。なお、出場とはエントリーした 時点で出場とする。ただし、別個加盟の大学院の競技者は、学部での出場回 数に関係なく新たに 4 回まで出場できる。
4回箱根駅伝に出場していなければ、留年した人でも出場ができるみたいです。ということで竹石尚人さんは2、3年生の時のエントリー2回だけなので出場できるということです。
竹石尚人の他に過去に留年した陸上選手
どうやら竹石尚人さんの他にも留年して箱根駅伝に出場していた選手がいました。
山梨学院5年生 森井勇磨さん
4年のときに箱根駅伝直前に左足甲を疲労骨折で初めてのエントリーが確実で昔からの夢だった箱根駅伝を逃しました。しかし中学生のころからの夢であった箱根駅伝に出るのを諦めきれず、留年を決意。両親と監督に相談し「1年だけ」と理解を得ることに成功しています。
筑波大5年生 川瀬宙夢(ひろむ)
川瀬さんは留年して5年生となったわけではなく、大学受験のときに1年浪人してはいったので5年生と言われています。箱根とドクターの二つへの道を筑波大で選んだ選手です。
「箱根駅伝に出ることと医師になることが夢だった。どちらも譲れない。両方を目指せるのが筑波大だった」愛知・刈谷高から1浪の末に入学しています。
上記二人に共通しているのは
箱根駅伝に出るのが夢だった
ということですね。留年をしてまで箱根駅伝には魅力があるということですね。う〜ん熱い。
箱根駅伝の最年長出場記録は、39年に33歳131日で5区を走った中大の村社(むらこそ)講平とされています。
東京国際大の30歳ルーキー渡辺和也さんも話題になっています。教員を目指すため17年に社会人から大学生になりました。この渡辺さんは村社選手の最年長記録を塗り替えるといわれています。4年次に走れば、33歳179日か180日となり、記録を更新する模様。
竹石尚人留年まとめ
竹石尚人さんの留年について調べてみましたが、陸上への熱い想いが留年という選択をしていたということでした。すごいなと思いました。来年1月2、3日に箱根駅伝が開催されるのでそこで目立ってほしいですね!さすがに6年生への留年はもうしないと思いますので箱根駅伝がラストランと思っていいですね。
今年はコロナで観戦にこないで家で応援!と言われていますからTVで竹石尚人さんの応援をしたいと思います。